再評価を望む!~星組エリザベート

ヅカオタのエリザベート話では

「どの組のどの年の公演が良いかとか悪いかとか、好きかとか嫌いか」

が話題になります

星組版エリザベートはどうも影が薄いのですが、先日スカイステージでリマスター版と思われる放送が行われましたので、観てみました。

これが素晴らしかった!

エリザベートは星組のものだ!

昨年エリザベートのガラコンサートの星組Verが開催されました。

本来観客ありの配信なしだったのですが、急遽無観客で急遽配信を行うという異常事態の中配信が

この投稿をInstagramで見る

内藤 良和(@yoshikazunaito)がシェアした投稿

この配信の最後の挨拶でゾフィー役の出雲さんが

エリザベートは星組のものだ!

のような事を叫ばれたのが印象的でした。

標準画質では捉えきれなかった星組エリザベート

実は6年位前にスカイステージ版で標準画質版星組エリザベートを見たことがあったのですが、そこまで心に響か無かったのです。

娘役の歌は素晴らしいけれど・・・・・

という印象だったのです。

でも今回今回のリマスター版を見てかなり印象が変わりました。なんせ芝居が凄い。演出というより演技がなんせすごい。

麻路さきさんが典型的なのですが、星組のエリザベートは表情や芝居があまりにも繊細過ぎて標準画質ではその良さがわからなかったのだと思います。特に「手」の動きはモデラーの私には大きな参考になります。

もちろんトートやフランツの歌だけ見るなら初演雪組や初演花・初演宙にはかなわないでしょう。それでも娘役全体の歌唱力の高さと組全体の演技力の高さは素晴らしいです。

宙組再演版をお気に入りの人なら特におすすめ

2016年宙組の朝夏まなと主演版エリザベートが好みの方なら、星組エリザベートは是非一度ご覧ください。

2016年宙組版でフィナーレのデュエットダンスが星組版という事が良く知られています。なぜ星組版のデュエットダンスを持ってきたかというのは、いろいろな考えができるのでしょうけれども、私の一つの仮説として、

娘役が三拍子揃ったタイプ

でなおかつ男役トップスターが

娘役を美しく見せる技術なら宝塚歴代トップクラス

という条件を満たしているからではないかと思っています。

麻路さきさんも、朝夏まなとさんも、手の演技の力が極めて高いのです

自分を主役にできるのは当然として、娘役を主役にも自らの意思でコントロールできる

という特徴を持っています。

是非星組エリザベートをご覧ください!

投稿者プロフィール

まいど! maido
まいど! maido
模型工房M代表。
模型好き。カメラ好き。宝塚歌劇好き。
各模型雑誌で掲載多数。
艦船模型、飛行機模型、AFV模型などプラモデル全般の制作代行も承っております。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA