ウクライナの模型メーカー(SNS情報など)、3月23日版

ロのシアのウクライナ侵略が始まって間もなく一か月が経とうとしています。

ここでウクライナの主要模型メーカーの現在の状況をまとめておきましょう。各SNSのみの更新にとどまっているメーカーがあるようです。

ICM

公式HP(2022年2月22日を最後に更新無し)

https://icm.com.ua/

Facebook 最終更新3月11日

https://www.facebook.com/ICM.Models

インスタグラム

https://www.instagram.com/icm.kits/?hl=ja

モデルズビット

HP

https://www.modelsvit-eshop.com/

Facebook 3月20日更新

https://www.facebook.com/modelsvit/

ローデン

HP 

http://roden.eu/

既に報じられている通り、イラストレーターのValeriy Grigorenkoさんがロシアの攻撃で亡くなったとされています。

Facebook(3月16日更新)

https://www.facebook.com/RodenKits

ミニアート

HP

https://miniart-models.com/
https://miniart-models.com/

Facebook(3月14日更新)

https://www.facebook.com/miniart.models

注 ミニアートの工場が破壊されたという情報はFacebookのミニアートの情報で否定されています

ウクライナのプラモデルはすぐに生産できるようになるのか?

正直ウクライナがどれくらい被害を受けているのかわからないのですが、停戦して直ぐにプラモデルが生産できるかと言われるとかなり難しいのではないかと思います。

でも触れましたが、プラモデル生産は分業制で、各段階で多くの要素が絡んできます。

射出成型だけに限っても、金型が無事であること、射出成型機が無事であること、樹脂などの原料の調達ができる事、射出成型の技術者が無事であることという条件が最低必要になります。

実際2011年の東日本大震災で石油製品生産ができなくなり、素材変更を余儀なくされた日本のプラモデルも存在します。

ウクライナの模型メーカーに対し日本人ができる事は?

まずは停戦してロシアの侵略が終わるように、日本の憲法や法律の範囲内でできる事をするしかありません。その上でウクライナの復興の段階で支援をしましょう。モデラー的にはウクライナのプラモデルを「買う買う買う、更に買う」です。メーカーとユーザーのコミュニケーションは買うという事でしかできないからです。

ただし、上で述べたようにウクライナには人的にもインフラ的にも被害がありますから、フルスペックのプラモデルは作れない可能性があります。そこで無事な部門の製品だけでも良いので商品にする工夫を日本のメーカーや代理店ができないでしょうか?

例えばデカールが印刷できないならプラ製品だけで出荷して、日本のメーカーがデカールをセットして説明書を作って箱に入れて売るとかです。更にもっとアクロバットな事をするなら、ウクライナのCADデータを使って日本で金型を作るというのも原理的には可能です。ま、近い分だけ日本よりチェコとかポーランドのメーカーが金型を作りそうですけど。

また、もし射出成型機が破損しているならデカールだけでもとか、箱絵だけでもとか、とにかく模型メーカーとしてICMなどがもう一度私たちモデラーを楽しませてくれるように支援したいですね。

ウクライナ関係のおすすめ本

Twitterでも紹介した本です。

更にウクライナ空軍のSu-27の写真集もご紹介しておきます

投稿者プロフィール

まいど! maido
まいど! maido
模型工房M代表。
模型好き。カメラ好き。宝塚歌劇好き。
各模型雑誌で掲載多数。
艦船模型、飛行機模型、AFV模型などプラモデル全般の制作代行も承っております。

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