エデュアルド 1/72 スピットファイアMk.Ⅷ キットレビュー Eduard Spitfire
中欧の模型メーカーの雄 チェコのエデュアルドのキットを紹介します。
エデュアルドが発売しているプラモデルはスチロール樹脂(所謂プラパーツ)がエデュアルド製であるのか、他社(例えば日本のハセガワ)であるかの違いがまずあります。
エデュアルドが現在発売しているプラモデルは大きく分けて3つのエディションがあります。
1 プロフィパック
2 ウィークエンド
3 限定版(リミテッドエディション又はロイヤルクラス)
以前はオレンジラインもあったのですが、現在はこの3つになっています。もっとも説明しやすいエデュアルドのスタンダードと言えるプロフィパックをまずご紹介します。
実にお洒落な箱絵です。この箱絵だけでも欲しくなりますね。
主要パーツはこの2つです。少しアップにしてみましょう
実に美しい彫刻がパーツに刻まれています。最近のエデュアルドの特徴です。なお、1/72です、1/48ではありません念のため。
大きさ比較のSDカードです。実に高密度の彫刻です。
クリアーパーツは円形のランナーについています。
ここまではプラパーツで、ウィークエンドでも全く変わりません。プロフィパックに入っているものとしては
まず、これです。エッチングパーツ。金属製の薄い板のパーツです。エデュアルド製の特徴は塗装済みのパーツが含まれている事です。エデュアルドは1989年創業で、最初はエッチングパーツメーカーでした。このエッチングがある意味「エデュアルドの原点」とも言えるのです。
これはキャノピーをマスキングするためのシートです。この画像だとわかりにくいのですが、キャノピーのガラス部分に合わせてカット済みです。
そしてカラーで印刷された組み立て説明書です。たくさんの塗装パターンから選べるようになっていますし、解説も実に丁寧です。
デカールも高品質です。イタリアのカルトグラフ製デカールが含まれている製品もありますが、このキットはチェコ製となっています。
ウィークエンドの場合は?
今回プロフィパックをご紹介しましたが、ウィークエンドエディションの場合はエッチングパーツ、マスキングシートは含まれていませんし、マーキングは2,3種類である事が大半です。プロフィパックに比べ約3割程度安価ですから、まずはウィークエンドエディションを手にしてみるのも良いかもしれません。
完成したものはこちらをご覧ください。
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