エデュアルドのエッチングの組み立て~スピットファイアMKⅧを例に
1/72 スピットファイアMk.Ⅷ キットレビュー Eduard Spitfire
でご紹介したエッチングパーツについて少し説明しておきます。
エデュアルドのエッチングにはいくつか種類があります。そのなかでZOOMとなっている製品は着色されています。
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このエッチングパーツを少しご説明しましょう。現在エッチングパーツは艦船模型用では中国製が圧倒的シェアですが、飛行機ではエデュアルドのシェアが圧倒的です。
作りやすさで言えばエデュアルドのエッチングが頭一つ抜けている印象です。設計的にぴったり合うという点以上に、金属板の性質がナイフでもカットしやすく、ハーフエッチング(折り目)もしっかり入っているからです。
このプロフィパックでは専用のエッチングが入っているので、エデュアルドのプラモデルでエデュアルドのZOOMを使うを紹介をします。
着色済みと書きましたが、機体内部色などに塗装するものは着色されていません。
例えばシート後方の防弾板エッチングは着色されていません。参考までにこのキット場合はエッチングパーツが無くても完成させることが可能です。
エッチングのカットにはエッチング専用ハサミを使う必要がある製品もあるのですが、エデュアルドの場合エッチングのカットは普通のカッターナイフ、デザインナイフを使用します。
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これを内部色で塗装します。金属にはMr.カラーは定着しませんので、メタルプライマー又はプライマー入りのサーフェイサーで下地を作ります。
そして内部色で塗装します。
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次に計器板を着色済みエッチングで作ってみましょう。
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接着はセメダインのハイグレード模型用を推奨します。瞬間接着剤でもいいのですが、ハイグレード模型用は固まるまで位置合わせができます。更にはみ出ても水で拭き取ることができます。
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1/72なら、これで十分すぎる精密感ではないでしょうか?
次にシートベルトを取り付けます。
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シートベルトを筆塗りしなくてもいいので楽です(笑)。厚みがある方が良いならプラ製の方がいいのかもしれませんが、作りやすさを考えるとこのZOOMもかなり良いですね!
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